秋の味覚として大人気のシャインマスカット。その魅力は、なんといっても皮ごと食べられる手軽さと、口いっぱいに広がる豊かな甘みです。しかし、同じ一房でも、粒によって甘さに違いがあること、そして色味の違いによっても差があることをご存知でしょうか?この記事では、果物随一の甘さをもつシャインマスカットの秘密をご紹介します。
シャインマスカット、一番甘いのは「肩」の部分!
シャインマスカットの一房の中で、最も糖度が高いのは、軸に近い「肩」の部分です。ぶどうは、太陽の光を浴びて光合成を行い、糖分を作り出します。そして、作られた糖分は枝から房へと送られます。そのため、枝に一番近い肩の部分に最初に糖分が蓄えられ、最も甘くなるのです。
ずばり、甘いシャインマスカットの色は黄色!
せっかくなら、より甘いシャインマスカットを選びたいもの。その際に一番わかりやすいのが果皮の色です。
シャインマスカットは熟すにつれて、皮の緑色のもとである葉緑素が分解され、黄色みが強くなります。鮮やかなエメラルドグリーンのものは、見た目が美しく新鮮で、さわやかな風味が楽しめます。一方で、少し黄色みがかった「完熟」状態のものは、糖度がピークに達しているサイン。より濃厚で強い甘さを求めるなら、黄色っぽい粒が入った房を選ぶのがおすすめです。
シャインマスカットの糖度は果物随一!他の果物や野菜と徹底比較!
シャインマスカットの糖度は非常に高く、一般的に18度から20度ほど。中には25度に達するものもあります。この数値がどれだけ高いのか、他の果物や野菜と比べてみましょう。
このように、シャインマスカットは人気の果物の中でもトップクラスの甘さを誇ります。
世界には糖度が30度を超えるドリアンのような果物も存在しますが、日本で手軽に味わえる果物としては、シャインマスカットが群を抜いて甘い存在であることがわかります。
ルナファームでは、糖度20度の山梨県産シャインマスカットを販売しています。その上品な甘さと香りを、ぜひ豆知識と共に味わってみてください。