豆知識

【くだもの豆知識】🍐みずみずしいのに崩れない!梨のシャリシャリの正体と魅力🍐

梨といえば、みずみずしくてさっぱりとした味わいが魅力。

低カロリーで水分がたっぷりなので、暑い時期の水分補給や、食後のさっぱりしたデザートにもぴったりです。

かじったときに広がる、独特の「シャリシャリ」とした食感も特徴の一つ。

今回は、そんな梨の秘魅力について注目して紹介していきます。

 

水分たっぷりなのに崩れない、シャリシャリの正体は「石細胞」

梨ってとってもみずみずしいのに、ぐずぐずにならないのはこの石細胞のおかげ。

細胞の壁がリグニンやセルロースといった硬い成分で厚くなった細胞のことです。

果肉をしっかり支えてくれているから、シャリっと食べごたえがあるのにジューシーさもキープできるんです。

 

梨には大きく分けて「赤梨(あかなし)」と「青梨(あおなし)」の2種類があります。

見た目だけでなく、味やこのシャリシャリ食感にも特徴があるんです。

 

【赤梨の特徴】

皮の色:赤褐色(茶色っぽい)

食感:石細胞が少なめで、柔らかくみずみずしい

味わい:甘みが強く、ジューシー

代表的な品種:幸水、豊水、新高

 

【青梨の特徴】

皮の色:黄緑色(青っぽい)

食感:石細胞が多めでシャリっと歯ごたえがある

味わい:さっぱりした甘さで爽やか

代表的な品種:二十世紀梨、菊水

 

まとめると、

赤梨=甘くてジューシー

青梨=さっぱりシャキシャキ

 

好みに合わせて選ぶと、梨の美味しさをもっと楽しめますよ!

「お尻」が一番甘いってホント?

「梨はお尻の方が甘い」と聞いたことはありませんか?これは本当です。

 

梨は、軸(枝についていた方)からお尻(軸の反対側)に向かって栄養が送られます。そのため、お尻の部分に一番糖分がたまりやすく、甘みが強くなるのです。

食べるときは、まず軸側から食べ始め、最後に一番甘いお尻の部分を味わうと、最後まで甘さを楽しめますよ。

梨は「買ってきた時が食べごろ」!

バナナやキウイフルーツは、買ってきてから少し置いておくと甘くなりますよね。これを「追熟(ついじゅく)」と言います。

しかし、梨は収穫後に追熟しない果物です。つまり、お店に並んでいる時が一番の食べごろ!新鮮なうちに食べるのが、梨を最も美味しく味わうコツです。

保存する際は、乾燥を防ぐために新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。軸を下にしてあげると、鮮度が長持ちします。

 

 

ルナファームでは、南信州を代表する赤梨
『太鼓判』認定をうけた「南水」を販売しています!🍐

さっぱりとした甘さと酸味が特徴で、シャキッとした歯ごたえとみずみずしさで

赤梨の中でも特に甘い「南水」は、ジューシーな果肉を堪能できます。

それぞれの品種によって収穫の時期が違って「幸水 → 豊水 → 南水」と移り変わるので、

最後の梨の季節に味わって食べることもおすすめです。

 

「太鼓判」とは、長野県のJAみなみ信州が認定する、糖度・熟度・外観の基準を満たした【太鼓判】グレードとして梨の最高等級です。

糖度を光センサーで選別・測定され、基準を満たした果実だけを”美味しい印”として「太鼓判」を、南水、幸水、豊水などの品種に付けられます。

 

画像出典:JA信州みなみ(2025.9)

-豆知識

© 2025 LunaFarm SNS Powered by STINGER